故郷讃歌
 
 
一日経って日記を書いている
 
今日は朝から大降りの雨の日である  昨日は 秋を思わせるすがすがしい一日であった。
 
久しぶりに家内の生家 美杉村八知に向かった 子供が生まれた頃は 一日がかりで里に帰っていた
 
今は道路も良くなり一時間半で行けるようになった。  バブルの頃繁栄を極めた 魚九リゾートの廃墟を横目に
 
海抜600メートルの 家内の隠れ家に着いたのは丁度お昼頃だった
 
 
 
用意が出来るまで 美杉のいわれの  美しい杉の植林地を散策した
 
 
梢からふりそそぐひかりは 真っ直ぐで気持ちいい
 
杉の根っこからは 雲出川の源流ともいえる大洞山からの地下水が湧き出していた
 
 
一滴 (ひとしずく) の水が長い旅をしながら 大きな雲出川となってゆく 
 
かっては筏に米を乗せこの川を下って港で積み替えられ紀州徳川家まで届けられた
 
満州の開拓を追われ帰国して与えられたのがこの大洞のススキヶ原の土地だった
 
今は景色の良い 杉の林のきれいな 一年中うぐいすの鳴いている 空気と水の美味しい と
 
余裕を持って語れるが 筆舌に絶する過酷な生活環境の下家内の両親や一族の人達は良く頑張った
 
 
 
原生林のような場所もあり手の入らない自然いっぱいの素朴な美しさを感じる
 
日々の生活に追われ 自然の美しさをめでる余裕を奪われすぐキレる人も多くなった
 
そんな世の中でも決して人のせいにするでなく 自分の工夫で豊かな日常にしていきたい
 
久しぶりに 大自然の中に抱かれてすがすがしい一日でした
 
ありがとうございました  感謝  感謝  ありがとうございました。